徒然てんぐさ

ポメラニアンとよしなしごと

 

恐れを削ぐもの

今日もまたお勉強に勤しむもんちゅちゅです。
学ぶことはまだまだ山のようにある!!

今回のゆきの症状(痙攣)についてですが、病名としては「てんかんの疑い」です。
何故「疑い」なのかと言いますと。
「てんかん」は慢性的な疾患であり、発作を繰り返すというのが特徴であるため、
1回のみの発作では「てんかん」と診断することはできないそうです。
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仮に彼女の病気が「てんかん」であると仮定して。
5歳以下の犬の場合、原因不明の「特発性てんかん」が多い。
シニアになっての発症の場合、特定の疾患が原因となって生じることが多い。
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てんかん発作を引き起こし得る幾つかの疾患について、
心臓疾患→投薬治療を行っており、落ち着いている。痙攣を起こすほどの悪化は無い。
腎不全→上に同じ。まだ尿毒症を起こすほどの段階ではない。
肝疾患→そもそも小肝症や門脈シャントは無く、エコーでも問題なし。データも良好。
電解質異常→特にナトリウムとカルシウム。どちらも正常範囲内。
誤飲・誤食による急性中毒→無し。
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次々と可能性を排除していき、残ったのは「脳」の異常。
脳腫瘍であれ血管の異常であれ、診断を確定するためにはCT・MRI検査が必要。
この検査のためには全身麻酔が不可欠、しかしおちびちゃんに全身麻酔は無理。
……ううむ、この問題はいったん保留としよう。
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そういえば、去年の暮れには。
胆のう粘液嚢腫と甲状腺機能低下症について調べ←ムク
その前にはアジソン病とクッシング症候群について調べ←ムク
シニア犬と一緒に暮らしていると、勉強することが多くて目が回る。
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しかも皮肉なことに、
知識を得れば得るだけ恐ろしくなることもある。
それでもやはり、彼らと一緒に暮らしているわたしには責任がある。
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そして、何よりも。
知識は力なり、日々勉強。
無知であることが、いちばん恐ろしい。
そう自分に言い聞かせ、今日もまたお勉強に勤しむもんちゅちゅです。
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結局、全身麻酔下での検査についてはリスクとベネフィットを天秤にかけて。
次に彼女が痙攣を起こしたら、その際に検討するという結論に至りました。
おちびちゃん、あなたの身体の中で何が起きているのか分からないけど。
あなたにとってベストな方法を、わたしはずっと考えていくよ。

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げんきが いちばん。

経過と回復

ゆきが痙攣を起こしたのは今回が初めてのことで、
当然ながら何の予兆も無しに生じたことだったので、
その時のわたしには痙攣に関しての知識が殆どありませんでした。
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乏しい知識を総動員して、
ゆきが腕に凭れかかるような形で抱っこをして、
もう片方の手は出来るだけそうっと彼女の和毛を撫でて、
がくがくと激しく震え続ける彼女の全身を柔らかく包み込むようにして。
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このような時には
絶対にパニックを起こしてはいけない。
大声で叫んだり体を揺すったりしてはいけない。
吐瀉物を喉に詰まらせぬよう、仰向けに抱っこしてはいけない。
……わたしが知識として知っていたのは、ただそれだけでした。
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大丈夫だよ。
何も心配要らないよ。
ゆき、ゆき、頑張り屋さんだね。
いつもと変わらぬトーンを保つよう努め、
彼女に声をかけながらわたしは発作の時間を計りました。
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全身の振戦が治まるまでに要した時間は、約2分。
振戦が治まってもなお、ゆきはぼうっとした表情で脱力したまま。
完全に意識が戻ったのは、およそ15分程度が経過して後のことでした。
それまで膜がかかったようだった瞳に光が宿り、
覗き込むわたしの鼻をペロリとひと舐めし、
そこに在るのは常と変わらぬ彼女の姿。
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痙攣が終わりかけた頃に、動画を撮るべきだったと思いましたが。
ゆきを抱っこして両手が塞がっていたので、どのみち不可能だと考え直しました。
ただし、もしもまた彼女が痙攣発作を起こした時には動画を撮って主治医の先生にお見せする予定です。
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それから今に至るまで、二度目の発作は見られません。
ゆきはよく食べ、よく眠り、活発に動き、もうすっかりいつもの彼女です。
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もちろんゆきはすぐに精密検査を受けて、
わたしも痙攣について色々と調べたり勉強をしたりしたわけですが。
上手いこと纏められなかった故、次記事に持ち越しとなってしまいました。すみません。

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だいじょぶですよー。

痙攣発作(初回)

前夜から降り続いた雨がわずかに残る朝。

ゆきは元気いっぱいに起きてきて、
惚れ惚れするような速度で朝ご飯を完食し、
ムクの食べ残しを狙って彼の餌皿に顔を突っ込んで。

いつもだったら。
わたしが片づけるまでしつこく餌皿を舐めているのに。
彼女はすぐに顔を上げ、左後肢を若干浮かせてわたしを見上げ。
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その時は、湿度の所為でパテラの脚が痛むのだろうと。
こういう時のために処方されている鎮痛薬を彼女に飲ませて、
それでもわたしは。
何とはなしに嫌な胸騒ぎを覚えていました。
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午後の3時を過ぎた頃。
わたしの職場、わたしの仕事部屋で。
仕事が一段落したら少し外で遊ぼうか、
その前にちょっとおやつでも食べようよ。
そう話しかけると、ゆきは上機嫌で尻尾を振って付き纏い。
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彼女がわたしの掌から咥え取ったおやつの一欠片、
それがぽとりと彼女の口から零れ落ち、
こんなことは初めてだと眉を顰め、
わたしは彼女の傍らに膝をつき。
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次の瞬間。
ゆきは「ガーッ、ガーッ」と音を立てて息を吸い込み、
そして上手く息を吐き出せないようでした。
彼女の右の前脚がピンと硬直し、そして。
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これはおかしい、普通じゃない。
ゆきの小さな体を抱き上げて彼女の顔を覗き込むと。
瞳は大きく見開かれ、名を呼ぶわたしの声に全く反応は無く。
彼女の意識は無いままに、上下肢はガクガクと激しい振戦を始めました。
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11歳にして初めての症状。
これがいわゆる「痙攣」なんだと頭の片隅で考えながら、
わたしはこれまで勉強してきた知識をフル動員していました。
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……
長くなりましたので、次回に持ち越します。
ゆきは既に精密検査を終え、まるで何事も無かったかのように元気です!!

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もんつつ びっくりしてた←そりゃそうだ!!

現実問題・医療費は?

ムクの精密検査が無事に終わりました。
朝9時に預け、迎えに行ったのは実に午後4時過ぎ。
血液検査(甲状腺・ACTH刺激試験含む)、心電図、X線撮影、胸部・腹部の超音波検査。
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外注検査の結果は後日ですが、先ずは大まかに。
心肥大及び血液の逆流は改善がみられる。
気管虚脱は変わらず、
気管周囲に炎症所見があり慢性気管支炎の疑い。
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術後の肝臓の状態は良好。
外注の検査結果が出揃うまでは確実でないものの、
全体的にはまあまあ良好の手ごたえとなりました(´▽`*)
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さて、時々ご質問頂くことでもあるのですが。
シニア犬と暮らす、その現実的な問題に目を向けますと。
今回の精密検査と一か月分のお薬と、〆て「ろくまんさんぜんえん」也……!!
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ゆきの場合、
心臓病・腎臓病の薬代が月々2万円弱。
3,4か月毎の精密検査時にはそれに加算。
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ムクの場合、
11月の開腹手術~12月の通院治療に30万程度( ゚Д゚) ※胆嚢摘出術と病理検査含む
1月は4万円、2月は3万円、そして今月に至ります←病状に応じて投薬内容が変動するため
ちなみにムクは生来の健康優良児で、
10歳を過ぎるまでほぼ病気をしたことが無かったにもかかわらず。
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ししししシニア犬と暮らすって、こういうこと。
不肖もんちゅちゅ、全身全霊を以って働く所存。

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きりきり働くよ!!

雨の日もある

心臓や気管等に不具合が生じやすいこの季節、
でも今のところゆきの体調はまあ良好だから、
勢い込んで定期受診に行って参りました。
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(『きょうは あるきたくないの』)
通常の診察とは別に、主治医の先生に折り入って相談事。
ゆきの心臓が落ち着いている今この時期に、
彼女の歯のスケーリング・クリーニングは可能でしょうか。
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(『かえろうよ もんつつ』)
ゆきの歯は結構な数が自然に抜け落ちているのですが、
残存している歯にも歯石が付いている部分があり、
歯周病や齲歯から頬に穴が開くこともあると聞くし、
また心臓病の増悪の一因になったりするとも聞くし、
もしかしたら施術して貰えるかもと思ったのです。
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しかし主治医の先生の返事はNOでした。
ゆきの心臓の調子が良いとはいえ、健常な犬のそれにはほど遠く。
気管虚脱の状態も、増悪こそ無いものの完治は望めず。
つまり、全身麻酔はできない。
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改めて告げられて、そうなんですねと引き下がり。
いつも病院からの帰路に立ち寄る公園に行けば、
ゆきは走ることはおろか歩くことさえ拒む始末。
……受診後のおやつはいつもの通りモグモグしていましたが。
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(一方その頃)
まあね、いつも晴れの日ばかりじゃない。
滅多に起きないから「奇跡」というわけで。
昨日のように駆け回れることを期待したわけじゃないんだけど。
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いや、少しは期待していた。
受診の結果はさておき、ニコニコ笑って走ってくれるんじゃないかと。
折しも金曜日は雨予報、ここはひとつ仕切り直しといきますか。
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これ以上の歯石の沈着を防ぐために
新しくデンタルガムを頂いてきました。
それと、いつもの薬(強心薬・ACE阻害剤・腎臓用のセミントラ)。
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おちびちゃん、週末は天気が持ち直すみたいだよ。
ムクと一緒にドライブにでも繰り出して、
お互いに気分転換を図ろうそうしよう。

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雨合羽ちびたん。

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プロフィール

もんちゅちゅ

Author:もんちゅちゅ
パーティーカラーポメラニアンとの生活を満喫中

2006.01.31生まれのポメラニアン、
ドライブ大好きパテラもち、
ゆきと一緒に暮らしています。

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